よくあるご質問

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会社の特徴はなんですか?

弊社の特徴は、お客様から直接ご依頼を頂く元請会社として、「社寺建築におけるすべての業務において設計施工が遂行できること」です。
責任施工方式ともいいますが、プラン作成から施工、チェックまですべてを担える社寺建築専門会社であることが一番の強みでもあります。

現代では、工事に対して高い効率を求め最大の成果が上がるように、大工や瓦師といった職方、電気・ガス・水道といった設備工事業者、仏具や神具を取り扱う業者に至るまで、業務の多くが専門化した分業体制となっています。
お客様からのご要望を満たした設計を行うことは勿論のこと、例えば宗教宗派によって作法や動線など仕様が細かく異なりますので、計画立案(プランニング)の段階からそれらを加味したうえで設計を行います。
各分野に対応できる経験豊富な弊社の施工管理者が、お施主様の代理となって適切に施工チェックを行います。

お施主様と弊社の間に信頼関係が構築できていれば、最も手間や余計な経費をかけずに工事を行うことも可能です。

建物や敷地の調査は無料ですか?

具体的な計画の有無に関わらず、既存建物や敷地についての調査・提案のご依頼は無料にて承っております。
老朽化した建物診断や、どのような法令を遵守し届け出る必要があるのかを調べる敷地調査などはお気軽に御用命ください。
なお、地盤調査や測量、図面をもとにした提案や詳細な見積りをご希望の場合、費用が生じることがございますが、その場合は事前にその旨お伝えいたします。

お問い合わせページはこちら

見積りを依頼したいときは?

新しい建物を計画したいといった新築希望のお客様、既存建物の改修や増築・補修をご希望のお客様は、お電話またはメールフォームにて見積り希望であることをご連絡ください。


<入札・相見積りをご希望のお施主様へ>
複数の業者から見積りをとり、一番安いところを選ぶのは基本ですが、それはどこに頼んでも寸分違わぬ商品が手に入る場合に限ります。
社寺建築においては、大きく相場から外れたような見積金額が出た場合、見積内容に見落としがあるか、着工してから不足分を業者がお施主様に追加請求となる可能性があります。「社寺をやっている施工会社なら、どこに頼んでもある程度同じ物が出来るだろう」と安易に思っていると、蓋をあけてみたら当初想定していた金額以上になってしまったという事態もありえます。業者選定では過去の実績や経験、お施主様目線での提案力を含めて吟味していただければ幸いです。

境内地の建物に関わる主な申請について教えてください。

・建築確認申請
建築物を建築したり、改築や修繕をする場合、その建築計画が法律に適っているかを事前に判断するため、都道府県や市町村の建築確認に関する部署または指定確認検査機関に「建築確認申請書」を提出し、建築確認を受けなければなりません。お施主様は、必要書類に押印いただく必要があり、申請は通常、設計事務所や施工会社が行います。弊社は一級建築士事務所として登録しておりますので、問題なく申請することができます。


・開発許可申請
都市計画法では、無秩序な開発を規制するために、開発許可制度を設けており、一定規模以上の開発行為を行なうためには、知事(政令指定都市等では市長)から開発許可を受ける必要があります。開発行為とは、原則として都市計画区域または準都市計画区域内で行う建築物の建築または、特定工作物の建築の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更を言いますが、開発行為であっても面積による特例などにより許可不要となることもあります。土地家屋調査士に申請を代行することが多い開発許可申請ですが、弊社は一級建築士がおりますので、問題なく申請することができます。


・納骨堂経営許可申請
納骨堂とは、「他人の委託をうけて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設」と「墓地、埋葬等に関する法律」で定義されており、納骨堂を経営するために、都道府県知事(市又は特別区にあっては、市長又は区長)の許可を受ける必要があります。行政書士に申請を代行することが多い納骨堂経営許可申請ですが、弊社は高い遵法精神をもって問題なく業務遂行できますので、安心してお任せください。

役所の担当窓口で、申請書とともに管理規約や法人としての証明書、経営計画などを提出し、協議する必要があります。自治体によって対応は異なりますが、場合によっては近隣住民に説明会を開催したり、周辺同意を求められることもあります。納骨堂経営許可申請は多大な労力と期間を要するため、納骨堂に建立をお考えの方はお早めにお問い合わせください。

<焼骨の一時預かりについて>
宗教法人が、墳墓へ埋蔵する以前における一時的な措置として境内の一室にて焼骨を預かる場合、納骨堂の経営許可を得る必要はないと考えられています。ただし、使用料を徴収したり、長期間継続的な利用が続いている場合、経営に該当する可能性があります。

木造でお堂を建てる場合、どのような材質を使いますか?

古来より建築に最適な材となることが知られる桧(ひのき)を主に用いながら、柱材として欅(けやき)、天井板などの化粧材としての杉(すぎ)、彫刻材には楠(クス)など、部位によってその材種は様々です。産地によっても材質が違いますので、お客様のご要望に応じながら適切に材料を選定しています。

工事を検討していますが、予算に応じた計画を考えていただけますか?

もちろん可能です。匿名案件であっても、事業提案型(プロポーザル方式)の入札であっても、喜んで承ります。

社寺建築は寄進いただいた浄財が元手であることが大半です。
はじめは予算に合わせた仕様で計画・見積りをとっていただき、予算に余裕があれば足したり、仕様が過分であれば減らしたりすることで、ご要望のイメージに合うよう細かく調整してまいります。

予算と合わせて、与件をいただければ、それを計画に反映したものを準備いたします。
お気軽にご用命ください。